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JR東、携帯通信網で踏切制御 安全性向上とコスト削減

2021/1/28 9:51
 JR八高線の列車内で通信状況を確認する関係者=28日未明

 JR八高線の列車内で通信状況を確認する関係者=28日未明

 JR東日本が衛星利用測位システム(GPS)で列車の位置を把握し、携帯電話会社の通信網でローカル線の踏切を制御する試験に取り組んでいる。埼玉県の八高線で28日、列車に踏切の異常を伝える試験を報道陣に公開。安全性の向上と設備のスリム化によるコスト減が狙いで、2024年度に導入を目指す。同社は「世界初のシステム」とアピールしている。

 JR東によると、従来のシステムは列車の現在地や踏切の異常を把握するため、専用の信号やケーブルを自社で設置してきた。新システムは携帯の回線とGPSという外部の設備を使用し、初期投資とメンテナンス費用を計約20%削減するのが目標だ。


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  •  GPSと携帯電話の通信網を利用した踏切を制御する試験で、自動ブレーキが作動し停車した車両(左)=28日未明、埼玉県寄居町

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