ニュース

原子を色分け、観察可能に 名城大・飯島氏ら新手法開発

2021/3/1 21:02
 原子を色分けして観察した像。それぞれの色は異なる原子を表す(名城大の飯島澄男終身教授提供)

 原子を色分けして観察した像。それぞれの色は異なる原子を表す(名城大の飯島澄男終身教授提供)

 炭素材料「カーボンナノチューブ」の発見でノーベル賞候補に挙げられる名城大(名古屋市)の飯島澄男終身教授(81)らの研究チームは1日、原子から発生するエックス線を高感度で検出する装置と電子顕微鏡を組み合わせ、原子を種類ごとに色分けして観察できる新たな手法を開発したと英専門誌に発表した。

 チームによると、結晶中の原子の配置を明らかにすることが可能となり、全固体電池や、次世代の材料の開発につながると期待される。

 電子線を非常に細く絞って原子に照射し、発生するエックス線を高感度で検出。エックス線の波長の違いから原子の種類を区別し、色分けして表示できるという。


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

科学・環境・医療の最新記事
一覧

  • コウノトリ、親でなくても子育て (4/15)

     兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園は15日、雄の親が死んだ国の特別天然記念物コウノトリのひな3羽を、園で飼育しているコウノトリのペアに預けると、順調に育て始めたと発表した。園は、卵でなくひなを親で...

  • 神奈川で226人感染 (4/23)

     神奈川県で23日、新型コロナウイルスに感染した3人の死亡と、226人の感染が明らかになった。県と横浜、川崎、相模原、横須賀、藤沢、茅ケ崎の各市が発表した。 横浜市では83人の感染を確認。クラスター(...

  • 鳥取大とダイキンが連携 (4/23)

     鳥取大とダイキン工業(大阪市)は23日、砂嵐が多い乾燥地に適した空調システムの開発などを目指した共同研究を進める包括連携協定を締結した。ダイキンは今後10年間で総額10億円の研究資金を拠出する。 共...

  • 大阪1162人感染、15人死亡 (4/23)

     大阪府は23日、新型コロナウイルスに1162人が感染し、15人が死亡したと発表した。新規感染者数の千人超えは4日連続。

  • 兵庫で最多の567人感染 (4/23)

     兵庫県は23日、新型コロナウイルスに感染した8人の死亡と、567人の感染を発表した。1日当たりの感染発表数としては過去最多で、500人超は3日連続。 公表済みの感染者1人を取り下げ、県内の死者は65...