ニュース

戦時下の日本、バチカンに報告 「生き残ったら奇跡」書簡現存

2021/3/3 12:24
 パウロ・マレラ氏(ゲッティ=共同)

 パウロ・マレラ氏(ゲッティ=共同)

 【ローマ共同】第2次大戦中に駐日ローマ教皇使節(現在の大使に相当)を務めたパウロ・マレラ大司教が戦時下の日本の様子をローマ教皇庁(バチカン)高官に報告した書簡が現存することが3日までに分かった。空襲警報が絶えず鳴り響く日々に言及し「この破滅の後に生き残る人がいれば奇跡だ!」「外国人にできることは全く何もない!」と生々しく伝えていた。

 ローマ教皇ピウス12世(在位1939〜58年)関連の機密文書をバチカンが公開し、共同通信が閲覧した。外国公人から見た戦時下の過酷な状況がうかがえる貴重な資料と言えそうだ。

 イタリア語で手書きされた書簡は44年12月12日付。


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

国際の最新記事
一覧

  • ニュージーランド沖でM6・9 (3/5)

     【シドニー共同】米地質調査所(USGS)によると、ニュージーランド沖で5日午前2時27分(日本時間4日午後10時27分)ごろ、マグニチュード(M)6・9の地震があった。震源はニュージーランド北島の北...

  • 米中ピンポン外交、半世紀を記念 (4/10)

     【上海共同】米中関係正常化のきっかけになった1971年の「ピンポン外交」から50年の節目を記念し、中国・上海市で10日、中国の学生や米国の総領事館関係者らが卓球の親善試合を行った。上海市人民対外友好...

  • 襲撃後に銃強奪とミャンマー国軍 (4/10)

     【ヤンゴン共同】ミャンマーの最大都市ヤンゴンで国軍関係者の殺害に関与したとして市民19人が軍法会議で死刑判決を言い渡されたことに関連し、国営テレビは9日夜、19人は国軍関係者2人を襲撃後に、拳銃など...

  • フランス、地域言語保護へ前進 (4/10)

     【パリ共同】フランス上下院は10日までに、話者の減少で消滅の恐れのある国内地域言語の保護に関する議員提出の法改正案を賛成多数で可決し、成立が決まった。フランス語中心主義が強い同国では異例の立法達成。...

  • 台湾で事故の邦人男性死亡 (4/10)

     【台北共同】台湾メディアは10日、台湾北部の新北市で2月に発生したオートバイ同士の事故で意識不明の重体となっていた台湾大留学中の日本人男性が、今月6日に死亡したと報じた。母親は角膜疾患の治療のためと...