育毛剤の広告「根拠なし」 アフィリエイトでも違法
2021/3/3 17:43
消費者庁は3日、育毛剤「BUBKA ZERO」(ブブカゼロ)が、一部の広告で、根拠がないのに短期間で効果が得られると宣伝したのは景品表示法違反(優良誤認)として、販売会社の「T.Sコーポレーション」(東京都港区)に再発防止などの命令を出した。問題の広告は成功報酬型のアフィリエイト広告。同庁によると、アフィリエイト広告で同法に基づく措置命令を出したのは初めて。
消費者庁によると、同社は2018年6月から販売。「たった2カ月で髪がフサフサになった」などと書かれた広告がニュースサイトに表示された。同庁が根拠を確認したところ会社側は合理的なデータを示せなかった。
あなたにおすすめの記事
暮らし・話題の最新記事
-
英女王、表情険しく 殿下葬儀、王子兄弟は会話 [国際] (4/18 5:13)
-
米製薬首脳に追加供給要請 首相、コロナワクチン [科学・環境・医療] (4/17 22:43)
-
F1角田、予選でクラッシュ エミリアロマーニャGP [スポーツ] (4/17 23:13)
-
「世界最深」沈没船調査に成功 フィリピン中部沖で米企業 [国際] (4/17 17:11)
-
停止命令後も勧誘、VISION 預託商法、社名隠しセミナー [社会] (4/17 21:10)
世界各国の家庭から出る食品廃棄物の量は2019年には年間5億7千万トン近くあり、これまでの推計値の約2倍に上るとみられるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が4日、発表した。日本の家庭からの食品廃棄...
米中関係正常化につながった1971年の「ピンポン外交」から50年を記念し、きっかけとなった世界卓球選手権が行われた名古屋市で17日、歴史的意義を検証するシンポジウムが開かれた。民間外交の重要性を指摘...
生鮮マグロ水揚げ量が全国有数として知られる和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で17日、オペラの名曲を演奏する「生まぐろ市場コンサート」が開かれた。普段はマグロが並ぶ魚市場に、ピアノの伴奏に乗ったソ...
福島県の猪苗代湖で長年シンボルとして親しまれてきた観光船が廃船の危機にある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年6月に運営会社「磐梯観光船」が破産し、事業の継承先が見つからないためだ。タイムリミッ...
新型コロナウイルス感染拡大に伴い政府が昨年実施した休校が明けた後、子どものゲーム依存に関する児童相談所への相談が拡大前に比べ5割増えていたとの調査結果を、大阪府立大の山野則子教授(子ども家庭福祉学)...