ニュース

名城大、PCR検査で変異株判別 国内外の8種類、迅速対応に期待

2021/3/5 17:27
 研究室のメンバーと新型コロナウイルス変異株の判別について議論する名城大の神野透人教授(奥右)=3日、名古屋市

 研究室のメンバーと新型コロナウイルス変異株の判別について議論する名城大の神野透人教授(奥右)=3日、名古屋市

 新型コロナウイルスのPCR検査時に、変異株かどうかを判別する方法を名城大(名古屋市)の神野透人教授(衛生化学)らが開発した。検査の試薬を一部置き換えるなどするだけで、手間のかかるゲノム(全遺伝情報)の解析は不要。国内外で見つかっている8種類の変異株を判別でき、今春にも東海地方の自治体と実証実験に取り組む。

 神野教授は「変異株を検出する他の方法より簡単で汎用性があり、理論上は新たな変異株が出現しても見つけることができる。迅速な対応につながるのではないか」と話した。

 神野教授らは、PCR検査で増幅したDNAの塩基配列から、8種の特徴的なパターンを割り出した。


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

科学・環境・医療の最新記事
一覧

  • コロナ接触アプリ業者が対価返納 (4/16)

     新型コロナウイルス対策の接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の不具合に関し、厚生労働省から保守運用を受託していた業者のパーソルプロセス&テクノロジー社は16日、昨年8月以降の業務対価1200万円を...

  • コウノトリ、親でなくても子育て (4/15)

     兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園は15日、雄の親が死んだ国の特別天然記念物コウノトリのひな3羽を、園で飼育しているコウノトリのペアに預けると、順調に育て始めたと発表した。園は、卵でなくひなを親で...

  • 95%のやけどでも救命成功 (4/16)

     鳥取大病院は16日、火災によって全身の皮膚の95%に重いやけどを負った50代の男性患者に、患者自身の健常な皮膚から培養して作った表皮などを貼り付け、救命に成功したと発表した。救命救急センターの上田敬...

  • 6府県、病床使用率が50%以上 (4/16)

     厚生労働省は16日、新型コロナ患者向けの病床使用率(14日午前0時時点)を公表した。大阪、兵庫、奈良、和歌山、徳島、沖縄の6府県が、政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の目安となる使用...

  • 国内で新たに4532人感染 (4/16)

     国内で16日、新たに4532人の新型コロナウイルス感染者が確認された。「まん延防止等重点措置」の適用が決まった埼玉は163人、千葉は155人、神奈川は209人、愛知は224人だった。国内で確認された...