サクラエビ春漁初競り、静岡 主漁場も調査目的の操業再開
2021/3/31 12:38
国内では駿河湾だけで水揚げされ、最近は記録的な不漁が続いてきたサクラエビの春漁が解禁となり、静岡市清水区の由比漁港で31日、初競りが行われた。漁の初日は約2・2トンが水揚げされた。競りを主催した由比港漁業協同組合によると、由比市場では1箱(約15キロ)平均約8万4千円で、昨年春より約1万8千円高かった。
例年春と秋にあるサクラエビ漁は2018年の春から不漁が続いており、船主らでつくる県桜えび漁業組合は、駿河湾のうち主漁場の富士川沖での操業を自主規制。昨年の秋漁で、稚エビを多く確認、今年の春漁では富士川沖でも調査目的の操業を再開し、資源の回復状況を調べる。
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