「パートナー制度」で相互協定 兵庫8市町、転居手続き簡素化
2021/4/6 19:19
兵庫県の阪神間にある8市町は6日、LGBTなど性的少数者のカップルを結婚相当の関係と認める「パートナーシップ宣誓制度」の手続き簡素化に関する協定を締結した。8市町の間で転居した際は、一度宣誓が認められていれば、再度の宣誓や戸籍の提出をしなくても証明書類の受け取りが可能に。これまでは元の自治体に書類を返却し、転居先で改めて手続きをやり直す必要があった。
この地域では宝塚市が2016年6月に全国4番目の早さで制度の運用を開始。8市町の人口は約175万人でパートナーと認定されたのは約40組。協定で自治体間の壁を越え、性的少数者に配慮したまちづくりを進める狙い。
あなたにおすすめの記事
暮らし・話題の最新記事
-
「世界最深」沈没船調査に成功 フィリピン中部沖で米企業 [国際] (4/17 17:11)
-
英女王、沈痛な表情で参列 殿下葬儀、王子兄弟は会話 [国際] (4/18 13:59)
-
30都道府県、病床20%超に コロナ感染者、宣言解除後最多 [科学・環境・医療] (4/17 22:18)
-
米製薬首脳に追加供給要請 首相、コロナワクチン [科学・環境・医療] (4/17 22:43)
-
F1角田、予選でクラッシュ エミリアロマーニャGP [スポーツ] (4/17 23:13)
世界各国の家庭から出る食品廃棄物の量は2019年には年間5億7千万トン近くあり、これまでの推計値の約2倍に上るとみられるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が4日、発表した。日本の家庭からの食品廃棄...
奈良県桜井市の大神神社と狭井神社で18日、近畿一円の製薬業者らが参列し、新型コロナウイルス感染症など流行病の沈静や事業の発展を願う鎮花祭があった。「薬まつり」とも呼ばれ、約200社が医薬品約2500...
新型コロナウイルス感染拡大に伴い政府が昨年実施した休校が明けた後、子どものゲーム依存に関する児童相談所への相談が拡大前に比べ5割増えていたとの調査結果を、大阪府立大の山野則子教授(子ども家庭福祉学)...
米中関係正常化につながった1971年の「ピンポン外交」から50年を記念し、きっかけとなった世界卓球選手権が行われた名古屋市で17日、歴史的意義を検証するシンポジウムが開かれた。民間外交の重要性を指摘...
生鮮マグロ水揚げ量が全国有数として知られる和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で17日、オペラの名曲を演奏する「生まぐろ市場コンサート」が開かれた。普段はマグロが並ぶ魚市場に、ピアノの伴奏に乗ったソ...