ニュース

有害タンパク質減少で新薬承認 有用性「予測」、検証へ

2021/6/8 9:00
 米食品医薬品局が承認したアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」(バイオジェン提供、AP=共同)

 米食品医薬品局が承認したアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」(バイオジェン提供、AP=共同)

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は7日、電話記者会見し、日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」の承認理由について、脳内の有害なタンパク質を減少させるため「臨床上の有用性を合理的に予測できる」と説明した。

 患者団体は承認を歓迎したが、FDAの外部有識者委員会が認知機能の悪化を遅らせる効果に懐疑的で承認には厳しい姿勢だったこともあり、FDAの審査の妥当性が問われる可能性がある。

 FDAは、深刻な病気に苦しむ患者に新たな治療法を提供するため「迅速承認」という手続きで承認した。


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

科学・環境・医療の最新記事
一覧

  • 変異株にはワクチン効果大幅減も (6/15)

     国立国際医療研究センターのチームは15日、変異株によっては米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの働きが弱まる可能性があることを示す研究結果を発表した。ワクチンは、英国株やインド株にも一定...

  • 放射性希ガス濃度、仏上限2倍超 (6/15)

     【パリ、北京、広州共同】中国広東省台山市の台山原発から放射性希ガスが大気中に放出されたとされる問題で、15日付のフランス紙フィガロなどは、原発の冷却水内の希ガス濃度がフランスでは原子炉停止となる上限...

  • 国内1418人感染、67人死亡 (6/15)

     国内で15日、新たに1418人の新型コロナウイルス感染者と67人の死者が報告された。感染者の内訳は東京337人、神奈川160人、大阪110人など。死者は北海道18人、東京12人、神奈川と愛知で各6人...

  • 全国64歳以下の予約受け付け (6/15)

     自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナワクチンの大規模接種センターは16日午前0時から全国の18〜64歳を対象に予約を受け付け、17日に接種を始める。予約には接種券が必要。防衛省が15日、大規模接種...

  • 米ゴールドマン賞、平田仁子氏に (6/15)

     米ゴールドマン環境財団は15日、草の根の環境保護活動家に贈るゴールドマン環境賞の2021年の受賞者に、石炭火力発電所の建設中止を求める活動をする市民団体「気候ネットワーク」の平田仁子理事(50)を選...