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トルコで「海の鼻水」深刻化 赤潮に類似、生態系に懸念

2021/6/30 17:19
 マリーナにたまった茶色い粘液「海の鼻水」=6月8日、イスタンブール(共同)

 マリーナにたまった茶色い粘液「海の鼻水」=6月8日、イスタンブール(共同)

 【イスタンブール共同】黒海とエーゲ海をつなぐトルコのマルマラ海で、植物プランクトンが異常に増殖し、赤潮と同じ仕組みで発生する茶色い粘液「海の鼻水」が大量発生している。気候変動や海洋汚染が原因と指摘される。漁業だけでなく、海の生態系への影響も懸念される。

 専門家によると「海の鼻水」は、排水を栄養とするプランクトンが異常に増殖して発生。ゼリー状になって海面を漂い、海中に広がり沈殿する。赤潮とはプランクトンの種類が異なるという。

 マルマラ海は陸地に囲まれており秋田県とほぼ同じ広さ。周囲の人口はイスタンブールを含め2400万人を超え、沿岸部に工業地帯などが並ぶ。


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