ニュース

過去の破損、管理職に報告せず 福島第1原発の汚染水浄化設備

2021/10/11 19:29

 東京電力は11日、福島第1原発の汚染水を浄化する多核種除去設備で排気フィルターが2年前に破損したのに、原因調査せずに交換で済ませたため再び破損した問題で、当時の担当者は破損状況を写真で確認していたのに管理職に報告していなかったと明らかにした。

 原子力規制委員会の会合で報告。規制委は次回、内容を議論する。

 東電が設置した特別調査チームによると、2019年、設備の配管で結露が発生。フィルター交換しようとしたが、実際には全25カ所が破損していた。

 担当社員は破損の報告を受けて写真も確認したが、放射性物質漏れなどがなく交換すれば問題ないと管理職に報告しなかった。


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

科学・環境・医療の最新記事
一覧

  • 40年超の美浜原発、停止へ (10/23)

     関西電力は23日、運転開始から44年を超え6月に再稼働した美浜原発3号機(福井県美浜町)の原子炉を停止させた。テロ対策のための「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の設置が期限の今月25日に間に合わ...

  • 風疹検査、目標の4割未満 (10/23)

     風疹の拡大防止策として中高年の男性を対象に実施している無料の抗体検査を受けた人は約337万人で、目標の4割未満に低迷していることが23日、厚生労働省の調査で分かった。新型コロナウイルスの流行で、医療...

  • 5〜11歳のコロナ発症9割減 (10/23)

     【ワシントン共同】米製薬大手ファイザーは22日までに、同社製の新型コロナウイルスワクチンの2回接種により、5〜11歳の子どもの発症が90・7%抑えられるとする臨床試験結果をまとめた。食品医薬品局(F...

  • 若者、温暖化に「今、行動を」 (10/22)

     地球温暖化対策の強化を求める日本の若者が22日、東京・霞が関の経済産業省前で「気候危機」「今、行動して」と書かれたプラカードを持って抗議の声を上げた。国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP...

  • 国内で325人感染、12人死亡 (10/22)

     国内で22日、新たに325人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別は大阪51人、愛知36人、東京と兵庫がそれぞれ26人、神奈川24人など。死者は神奈川3人、埼玉と大阪が各2人など計12人...

 あなたにおすすめの記事