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マリモ、細菌で球状維持 国立遺伝学研究所が発表

2021/11/13 8:50
 北海道釧路市の阿寒湖に生息する球状のマリモ=2019年5月(若菜勇さん提供)

 北海道釧路市の阿寒湖に生息する球状のマリモ=2019年5月(若菜勇さん提供)

 国立遺伝学研究所(静岡県三島市)などは13日までに、北海道釧路市の阿寒湖に生息する国の特別天然記念物のマリモが中心が空洞にもかかわらず球状を維持できているのは細菌の働きによるものとの研究結果をまとめた。

 同研究所が直径4〜22センチのマリモ計8個を調べた結果、細菌の「シアノバクテリア」が多く存在することが確認された。

 細菌は粘り気のある物質をつくるため、湖の砂利が取り込まれ気密性や強度が高まり、成長するのに伴い内部が空洞化するマリモがつぶれない原因となっているとしている。


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