
記事一覧
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廿日市市・「月の道」幻想的な美 (2017/10/13)
中秋の名月の4日、海面に映る「月の道」を撮ろうと三脚を構えた。長く伸びる帯を歩いて行くと月に行ける、そして月にはウサギがいる。そう信じていたのはいつの頃だっただろう。そんなロマンをいつまでも持ち続…
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廿日市市・郷愁かき立てる夕焼け (2017/9/25)
暑さが去り、涼風を肌にひんやり感じるようになった。きょうの夕焼けを見ながら、私を優しく包み込むように育ててくれた両親の思い出がよみがえってきた。空の美しさが郷愁をかき立て、センチメンタルな気分にな…
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廿日市市・にぎやか スズメの群れ (2017/9/6)
自宅周辺で今年生まれのスズメをたくさん目にするようになった。夕方になると毎日、いつも決まった人家の屋根でにぎやかな群れを見せる。日が落ちると、みんな近くの生い茂った木に吸い込まれるように潜り込む。…
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廿日市市・部分月食 一服の清涼剤 (2017/8/17)
8日未明から明け方にかけて、南西の空の月が地球の陰に隠れて月が部分的に欠けて見える「部分月食」が観測された。天体ショーは午前2時22分ごろにスタート。3時21分ごろ、直径が4分の1程度欠けるピーク…
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廿日市市・逃げ惑う魚 海面揺らす (2017/8/1)
ある日、階下の穏やかな海を眺めていると、海面のあちこちが黒くウエーブを描いては移動していた。大きな魚に追い掛けられた小イワシなどがパニックになり、海面近くで群れとなることで見られる「ナブラ」という…
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広島市佐伯区・ジャカランダの花咲く (2017/6/30)
海老山南2丁目のみずどりの浜公園で、世界三大花木の一つ、ジャカランダが美しい薄紫色の花を咲かせ、来園者に憩いのひとときを与えている。亜熱帯地方に咲く花で、地元の住民団体「ジャカランダ並木をつくる会…
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廿日市市・モクモク 咲き誇る「煙」 (2017/6/13)
JR阿品駅から200メートル東にあるのり面で、初夏の花「スモークツリー」が今を盛りに咲き誇り、道行く人を楽しませている。5月から6月ごろに咲き、和名を「煙の木」という。煙がモクモクと上がっているよ…
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廿日市市・メダカ誕生 感動も生む (2017/5/17)
私はメダカを数匹飼っている。水温20度くらいとなる春から秋にかけてが産卵時期である。毎朝、雌のおなかに卵が数個ぶら下がっているのを見つけるのを楽しみにしている。親メダカが卵を食べてしまう習性がある…
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廿日市市・「下弦の月」空のショー (2017/4/25)
夜中に東の空から昇り始め、昼ごろには西の空に沈んでいく「下弦の月」を19日深夜の午前1時ごろから朝の10時ごろまで時間を追って撮影した。下弦の月とは、満月から新月に向かう時の半月のこと。「弦」が下…
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廿日市市・雲海に浮かんだ涅槃像 (2017/4/14)
9日早朝、眼下の広島湾は、海も山も見渡す限り、霧ですっぽり覆われていた。宮島航路は早朝からしばらく欠航していたようだ。少しずつ霧が晴れると、宮島の姿が稜線(りょうせん)から徐々に現れ、雲海に浮かん…