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広島西

落合郷土史研究会が南区仁保・本浦地区を歴史散策

2013/12/5

 安佐北区の落合郷土史研究会は、南区仁保郷土史会を訪れ、仁保・本浦地区の歴史散策を楽しんだ。参加者は、落合郷土史研究会(米田仁会長)のメンバーと会友計18人。仁保郷土史会(灰田靖睦会長)などから5人が集った。
 仁保地区旧道の特徴は、原爆被害を免れたため、由緒ある社寺、民家が残っていることと、多くの土蔵が見られること。渕先の入江や地先は埋め立てられ、現在は生活道路として重要な役割を果たしている。住吉神社の辺りは、昔、毎夜に怪物が出て人々を苦しめ困っていたが、住吉の神を勧請したところ怪物が出なくなり、人々は大喜びしたという伝えがある。
 仁保の渡部家の庭に立つイチョウの巨木は、江戸時代から有名で、貴重な存在になっている。頼山陽が渡部家を訪れ、この大イチョウを漢詩に詠み込んでいる。
 西福寺は、恵心院香嶋山と号し、本尊は阿弥陀仏の立像。本堂は、享保3年(1718年)に再建されたと伝えられる。本堂裏には明治天皇が訪れたといわれる庭園がある。邇保姫神社は、仁保島村の鎮守として創建されたといわれる由緒ある神社。2007年に不審火で全焼。2010年に再建されている。
 仁保郷土史会の灰田靖睦会長(69)は、「邇保姫神社には、9月、10月に獅子舞が3班に分かれ各家を訪れる珍しい秋祭りがあり、にぎわう」と話す。落合郷土史研究会の佐野穰一さん(76)は「旧道沿いに土蔵や大きな古い家が多数あった。火災後に早く再建された邇保姫神社でも歴史の重みを感じた」と話していた。(中野光延)










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