リポーター発

イタリア

日本語補習学校 娘が入学

2014/4/16

 チャオ! 4月は入学の季節ですね。
 昨年9月にイタリアで小学生になった娘(6)が、5日にトリノの日本人補習授業校に入学しました。
 「補習授業校って日本人学校のこと?」と思われるかもしれませんが、ちょっと違います。海外に住む日本人の子どものための学校は2種類あります。
 まずは日本人学校。月―金曜の全日制で日本と同様の授業があり、教員も文部科学省から派遣されます。日本人の多い地域にしかなく、イタリアではローマとミラノにあります。主に日本企業の海外駐在員の子どもが通っています。
 もう一つは日本人補習授業校。全日制ではなく、週末や放課後に国語を中心とした授業をします。学校は保護者や非営利団体によって運営されています。教員は日本からの派遣ではなく、現地で採用されています。
 娘が通い始めたのは補習授業校の方。幼稚園児から中学生まで約50人いて、土曜日の午前に国語、午後から希望者向けに算数(数学)を教えています。内訳は、保護者が海外駐在員の「駐在組」が半分、こちらで住み続ける予定の「現地組」が半分といったところです。
 最近は、不景気で多くの日本企業が撤退し、現地組の割合が高くなっています。現地組の中には、日本語の理解力が低く、全く話せない子どももいます。授業を理解できないため自主的に落第してやり直したり、あえて下の学年から始めたりすることも少なくありません。
 帰国したら受験が待っている駐在組と、「読み書きを覚えてくれたらいい」と考えている現地組とでは、授業に求めるレベルがかなり違います。両方の保護者への対応を迫られ、学校経営は大変そうです。
 さて、一日を終えた娘に「学校はどうだった」と聞くと、「休憩時間が楽しかった」と一言。そんなものですね、まだ1年生なんですから。(和田忍=トリノ在住)

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