リポーター発

広島経済大
  • この記事にコメントする

カウラ事件 一冊に

2014/9/10
慰霊祭に参列する広島経済大の学生

慰霊祭に参列する広島経済大の学生

 オーストラリアのカウラ捕虜収容所で日本人兵231人が死亡した暴動事件から70年。広島市安佐南区の広島経済大の学生が、生存者の証言をまとめた本を出版した。
 捕虜たちのほとんどは偽名を通し、暴動の際に火を放った宿舎に飛び込んだ人もいたため、身元を特定しづらい状況にあったという。本に登場する生存者の一人は、故郷に届いた戦死公報に「架空の戦死場所が記されていた」と証言している。
 事件から70年目の8月5日、東区の饒津(にぎつ)神社で慰霊祭があり、学生7人が参列した。生き残った人たちは、偽りの戦死場所ではなく、本当に亡くなった場所で友人たちの魂を祭りたかったのではないか―。そう思い、神社を後にした。(1年落合創大(そうた))


この記事に対するコメント
一覧

  • コメントはありません

  • この記事にコメントするへ
  • 前の記事へ

 あなたにおすすめの記事

記事一覧