リポーター発

イタリア

イタリア すしブームが家庭にも浸透

2015/4/8

 チャオ! イースターで、1週間も学校が休みになる、休みすぎなイタリアです。イタリアに住んで7年目。最近つくづく変わったなあと思うのは、日本食が手に入りやすくなったことです。和食レストランは昔からあったのですが、すし屋もここ数年でかなり増えました。
 流通が良くなり、新鮮な魚が手に入りやすくなったこと、日本食の「カッコイイ」「ヘルシー」というイメージで今更のすしブーム@トリノです。大きなスーパーマーケットには、すしコーナーもでき、日本メーカーの缶ビールとともに売られています。買い物かごにパック詰めされたすしを入れている人をトリノで見る日が来るとは…。
 アラフォー世代の私が子どもの頃は、今ほど回転ずしがなかったので、にぎりずし=外で買う、食べるもの。または、すしおけで注文して届けてもらうものでした。にぎりずしは何年も修業をした職人さんに握ってもらう、または機械で作ることしかできないと思っていました。
 しかし、すしブームのイタリアでは、にぎりずしだって家で作っちゃう人が結構いるのです。そんなすし好きから日本人のジャッジを聞きたいということで、すしディナーに招待されました。すしを握ってくれたのは、ブームの前からすしが大好きだったというわが娘の同級生のお母さん。
 出てきたのは、すし、天ぷら、みそ汁。天ぷらは天ぷら粉を使って簡単に作っていましたが、おすしはサーモンやトロの握りから巻きずしまで。巻きずしは裏巻きのものまで。イタリア人のお母さんですよ。
 日本人の私は「にぎりずしは素人には無理」と、家ですしを握ろうなんて思いません。しかし、イタリア人の彼女は「お米を握って形を整えて、その上に切った刺し身を置くだけ」と簡単に考え、サクサク作ってしまうのです。目からうろこでした。実はおすしといいながら、酢飯ではなかったので味はおにぎりでしたが、とてもきれいに作ってありました。
 次は私もにぎりずしに挑戦しよう。でも、それより穴子のちらしずしの方が食べたいな。って、さすがにアナゴはイタリアでは手に入りませんけど。(和田忍=トリノ在住)

日本食のクールなイメージでおすしが大人気。家庭でも気軽に楽しむ

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