リポーター発

アメリカ

米国・身近なジム 早朝から汗

2016/4/4

 サマータイムが始まって3週間。私が暮らすミシガン州と日本との時差は13時間になった。朝焼けが遠くの空をきれいなピンクに染めるころ、私と娘たちはわが家が暮らすコンドミニアムの管理棟に向かう。スクールバスが到着するまで、他の家族と一緒に待機する場所である。
 中央玄関から入ると、右に管理事務所、左にちょっとしたトレーニングマシンと、スカッシュコートを備えたジムがある。朝7時40分、娘たちがバスに乗り込むころには、すでに汗をかきながらランニングマシンの上を走る人たちがガラス越しに見える。
 私もこの1月、何か新しいことを始めようと一念発起し、友達が通うホットヨガのレッスンを受けることにした。ちょうど、2週間20ドルで何度でも体験できるお試しキャンペーン中だった。最初の1週間はスタジオ内はまさに芋の子を洗うような状態だったが、次第に人数が減り、2週目には十数人程度に落ち着いた。
 さて、ヨガ教室のスケジュールを見て驚いた。早朝の午前5時半スタートのクラスがあるのだ。さらに隣接するフィットネスジムは24時間営業。同じように営業するスーパーだってあるし、夜勤明けで一汗かきたいと思っている人にはもってこいなのかなと納得する。夫の同僚にも毎朝出勤前にトレーニングを欠かさない人がいるそうだ。
 ドーナツとハンバーガーの国だけに、フィットネスやダイエットへの関心が高い人が多いのだろうか―。そうかと思いきや、それだけではなさそうだ。
 近所を車で走れば、道沿いの広大な敷地に大型スーパーや飲食店、衣料品店などが連なるショッピングエリアが点在する。そしてその一角にはフィットネスジムが必ず存在する。規模はさまざまだが、温水プール完備、最新のトレーニングマシンがずらりと並んだものから、コンビニサイズの室内に自転車型トレーニング器具が所狭しと並ぶシンプルなジムもある。
 入会金というシステムもなく、アクセスもしやすいので、ライフスタイルに合った選択ができる。思い立ったが吉日と、ジム通いを始めることが簡単にできるわけだ。あとは継続するために意志の強さが問われるのみ。連れがいると三日坊主が避けられるというのは日米も同じだ。
 先日こちらで初の定期健診に行ってきた。食事や運動面の話の後、気持ち(メンタル)についても医師から尋ねられた。幸い、図書館の英会話クラブの知り合いやお母さん友達と、お茶やランチを一緒にする機会が増えつつあり、積極的に外へ出かけて気分転換している。いい習慣を保ちつつ、適度に息抜きをして、心身ともに健康に過ごしたいものだ。(プーセンプ麻衣=ロチェスター在住)

ショッピングエリア内にあるヨガ教室とフィットネスクラブ。買い物ついでに利用する人が実に多い

ショッピングエリア内にあるヨガ教室とフィットネスクラブ。買い物ついでに利用する人が実に多い

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