リポーター発

フォトリポート

廿日市市・高貴な香り ハマゴウの群生

2016/8/1

 宮島の包ケ浦方面に行く道中の浜辺に、真夏の花「ハマゴウ」が群生していた。背丈は30aから1bぐらいだろうか。群生に分け入って浜辺に出てみた。体とこすれるたびに高貴な香りが漂ってくる。さだめし真夏の炎天下のアロマセラピーといった感じだ。見ると、浜辺の砂に向かって、はうように新たに茎を延ばしている。地味な群落だが、瑠璃色の花を何段にも重ねる、その高貴な佇(たたず)まいは存在感がある。実を枕に入れると、よい香りがして、安眠できる効能があるとも聞く。海にはカキ棚が浮かび、船が行き交う。心地よい海風が潮騒の香りを運んでくる。ハマゴウの花言葉は「愛の喜び」。打ち寄せる波の音を聞きながら、暑さも忘れ、しばし愛に満ちた感覚に酔う。(西谷正子)

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