リポーター発

フォトリポート

廿日市市・島々の上空に雲の道

2016/8/30

 22日の夕方、あまりの暑さに自宅のベランダに出て涼んでいた。眼下の広島湾に目をやると、島々の上空で雲が見事な一直線を描いていた。その姿はまるで天へ渡る道のよう。百人一首にある「天津風、雲の通い路吹き閉じよ、乙女の姿しばしとどめん」の歌が浮かんできた。江波山気象館(広島市中区)の脇阪伯史主任によると「対流を生む熱源の存在、雲を並ばせる風の流れなどの条件がそろったので、積雲がこのように並んだのだろう」とのこと。雲が写真のように並ぶことを、パラグライダーなどのスカイスポーツの世界では「クラウドストリート(雲の道)」と呼ぶのだそうだ。雲の道の向こうに思いをはせながら、ロマンチックな気分に浸った夕涼みだった。(西谷正子)

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