リポーター発

イタリア

朝市のあとは

2013/9/3

 チャオ!すでにパジャマが長袖のトリノです。市場の上に住むわが家。ほぼ毎日、市場で買い物です。
 そんな市場ですが、嫌な面も。市場の終わった後、ごみがすごいんです。売れ残った野菜に果物、箱やビニールなど、全てが道に投げ捨てられています。かなり汚い。
 よく見ると、青果屋台は各屋台に生ゴミ用のごみ箱があります。でも入らなかったら、ごみ箱の近くにごみを山積み。生ゴミ以外は道に投げ捨て。日用品の店には専用のごみ箱は無いので、これもその辺に投げ捨てです。
 市場は午前中のみ営業なので、昼に店が閉まり始めると、捨ててあるものからまだ食べられる物を拾う人たちも現れ、ごみをさらに散らかします。


そのうえ、ごみ目当てのカラスも飛んできて、もうグチャグチャ。
一体、片付けるのは誰だ?
 市場の営業が終了後、しばらくすると掃除の人とごみ収集車、散水する道路清掃車が登場し汚れを一掃します。これを毎日繰り返し、キレイににします。とはいえ、土曜は夜までごみだらけだし、夏場は臭うし、風でビニールは飛んでくるし。お店の人が掃除をすればよいのにと思っていましたが、どうやらイタリアの人は違う考えということ。
 イタリアの考えでは、市場の収入の一部を掃除の人に回しているんだからこれでいいのだと。


 道が汚れるからこそ掃除という仕事ができて、職を得る人がいるのだから、むしろ汚してよいのだと。
 これで思い出したのは、日本人の知人の話。イタリア在住だった彼が、職場でたくさん落ちているたばこの吸い殻に気付き、それを拾ってごみ箱に捨てました。よいことをしたつもりが、それを見た掃除の人が激怒。彼がごみを拾ってしまうと、掃除の仕事が無くなってしまうと。よいことをしたつもりが逆に怒られた、と知人は話してくれました。
 そうか、市場の人は掃除の仕事を作るために、道にごみを捨てるのか。と、これが納得できるような、できないような。 もうちょっとキレイにしてほしいなぁ


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