リポーター発

フランス

フランス・水曜休み 小学校は週4

2018/10/1
クラス分け一覧を確認する保護者。混合クラスが多い

クラス分け一覧を確認する保護者。混合クラスが多い

 9月になり、フランスでは新しい学年となる新学期がスタートした。私の娘たちも1学年ずつ上がり、幼稚園の年中と小学校の2年目となった。
 私たちの住むオルレアンでは、今年から毎週水曜日が休みになり、学校に通うのは月火木金の4日間になってしまった。水曜日を休みにするかどうかは町によって異なる。去年、保護者向けにアンケートが回ってきた。水曜日が休みになることに賛成する保護者がいるのかと思っていたら、何と7割強が休みを支持したそうだ。
 周りのフランス人からは「週に5日も学校に通わせるなんて、子どもが疲れてかわいそうだ」と言う声も聞こえた。なんともびっくりである。週4日間は、幼稚園も小学校も朝8時すぎから午後4時半までみっちりと授業がある。
 フランスでは小学校から留年も飛び級もある。知り合いの子どもで小学校1年目の時に飛び級した子がいる。そういう子は先生が見てもすぐ分かるらしく、幼稚園に入った頃から毎年のように、担任の先生に「あなたの子どもはよくできるから、IQ(知能指数)テストを受けさせた方がよい」と言われていたそうだ。
 一方、うちの長女のクラスでは、2年目に上がれなかった子が2人いた。どういう子なのか聞いてみると、1人は耳が不自由な子で、もう1人はアフリカからの移民で、フランス語があまりうまくなかったそうだ。
 ただ、日本と比べるとフランスでは留年がもっと身近な気がする。日本で留年と聞くと、大層なことだが、フランスでは周りを見回すと、留年経験者は割といるのである。
 私の娘たちの新しいクラスだが、次女は年少と年中の混合クラス、長女は小学校1年生と2年生の混合クラスだった。日本では、田舎で学年ごとにクラスがつくれない場合に、混合クラスとなるのを聞いた。フランスは田舎でなくても、よく学年を合わせた混合クラスをつくるようだ。実際、どちらのクラスもそれぞれ30人前後いる。なぜそういうことをするかというと、先生の人数と教室の数が決まっているので、全体のクラス数を調整しているようだ。
 ちなみにどのように勉強を進めているかというと、先生が一つの学年に説明して問題を解かせている間に、もう1学年に説明をするそうだ。フランスでは参観日というものがないので、実際の授業を見る機会はないのだが、私からすると不思議な感じだ。フランスの日常が始まったので、私も子育てを頑張ろうと思う。(マリエ悦木嘉子=オルレアン在住)

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