リポーター発

フランス

フランス・「WhatsApp」で通信

2018/12/26
スマートフォンにダウンロードしたWhatsApp

スマートフォンにダウンロードしたWhatsApp

 日本で最近、最も多くの人に利用されている連絡手段は無料通信アプリのLINE(ライン)だろうか。LINEは韓国発で、私も日本の家族や友達と連絡を取るために、スマートフォンにダウンロードして使っている。LINEのフランス語版もあるのだが、ここフランスで使っているフランス人はあまり見たことがない。フランス人に聞いてみると、「LINEのことは知っているが、使っている人がいないのでダウンロードしていない」という意見だった。
 では、フランス人に一番使われている連絡手段は何か? それは、WhatsApp(ワッツアップ)という通信アプリだ。WhatsAppは米国発で、LINEと同じく、スマートフォンにダウンロードして使うことができる。LINEより使うのが簡単で、携帯電話の番号さえ分かれば、友達として追加することができる。WhatsAppのアプリを携帯にダウンロードすると、電話帳の一覧でWhatsAppを登録している人が見られるのだ。登録していない人は、もちろん一覧には載らない。
 周りを見ていると、LINEを使っているのはアジア人の中でも日本人と韓国人で、中国人は中国発の「微信(ウェイシン)、英語名WeChat(ウィーチャット)」を使っている人が多い。その他の国の人は、WhatsAppが多いようだ。
 WhatsAppは、LINEと同じように利用は無料で、メッセージや通話をすることができる。しかし、LINEのように面白いスタンプなどはない。絵文字はあるのだが、元々内蔵されていたものだけで、シンプルなものが多い。あまりそこは重視されていないようだ。
 WhatsApp独特の機能としては、最終接続時間が記載される。オンライン中の場合はそれも表示され、テキストを打ち込んでいるときは、入力中というような文字も出てくる。一方、LINEのような、既読や既読人数の表示はない。
 最近の日本では、LINEを使ってお店の情報を流したり、LINEニュースのようにリアルタイムにニュースを受け取ったりする機能もある。中高生たちの中には、LINEを使い過ぎて、LINE中毒のようになっている子もいるみたいだが、WhatsAppはあくまで連絡を取るだけの手段のため、必要以上にはまっている人はいないようだ。
 ただ、お店などで常連になると、個人的にWhatsAppを交換するなどして、新作の情報を教えてもらえることもある。両方使ってみての私の感想は、LINEの方がスタンプが多様でかわいいなと思う。WhatsAppでもグループの会話はできるので、相手によって使い分けていきたいと思う。(マリエ悦木嘉子=オルレアン在住)

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