リポーター発

アメリカ

【アメリカ】食や文化 発見多い留学

2019/4/10
数多くの露店が並ぶオーシャンサイドビーチのサンセットマーケット

数多くの露店が並ぶオーシャンサイドビーチのサンセットマーケット

 暖かい日差しが降り注ぐ米国西海岸のサンディエゴ。語学留学のため3月上旬から3週間、ここから北へ約60キロ、サンディエゴの郊外サンマルコスで過ごした。海外へ行くのは初めて。出発前は、日本を離れる不安と闘う日々だった。
 心の支えは、同じプログラムで一緒に渡米する友人、山崎せなさん(20)。不安を語り合いながら心を落ち着かせた。10時間のフライトを経て到着したサンディエゴ国際空港。キャリーバッグを引いて、私たちは空港を後にした。
 私と山崎さんのホストファミリーは、活発で生き生きしていた。フィリピン系米国人のため、毎晩の料理はほとんどがフィリピン料理。酸味の強い味付けの豚肉と、少し細長い米がよく食卓に並んだ。どの料理もなじみのないものばかりだったが、全ておいしく感じ、毎晩の夕食を写真に収めるのが日課となった。
 語学研修がない毎週木、土曜に、サンディエゴやロサンゼルスへの観光も楽しめた。サンディエゴは、太平洋に太陽が沈む様子を見られるラ・ホヤとオーシャンサイドという有名なビーチがある。ラ・ホヤには、野生のアザラシがたくさんいて、間近で海洋生物と触れ合う貴重な体験もできる。
 ラ・ホヤを訪れると、30匹を超えるほど大量に打ち上がったアザラシが私たちの目に飛び込んできた。アザラシたちは野太い声をあげたり、昼寝をしたり。観光客のことなど考えずにわが物顔でビーチを占領している。そのかわいらしい見た目と、堂々とした立ち居振る舞いに、多くの人々が心を奪われていた。
 日本より温暖な気候とはいえ、朝晩の気温差は大きい。特にビーチでは、日が沈むと肌寒い風が身に染みる。ラ・ホヤから約50キロ北上すると、サンディエゴで有名なもうひとつのビーチ、オーシャンサイドに到着。オーシャンサイドでは、ちょうど太陽が沈む時間から週に1回、サンセットマーケットが開催される。数百メートルにわたって道路の両脇に立ち並ぶ、手作りクッキーや世界各国の料理、ステーキなどの露店を気軽に楽しめる。
 サンディエゴはメキシコに隣接する地域柄、メキシコ文化の影響を色濃く受けている。メキシコ料理のブリトーやタコスは街の至る所で目にする。サンセットマーケットでもメキシコ料理の露店がいくつもあった。
 米国は多民族国家で、サンセットマーケットや街のスーパーでは、いろんな国の料理や食材を一度に見られる。食の場面だけではない。それぞれの民族、人々のニーズに応えられる社会になっていると感じた。現地の文化も体感。人生初の短期留学は、とても素晴らしいものとなった。また海外へ行き、さらなる発見をしてみたい。(道原あやな)

フィリピン料理の夕食。文化の多様性を感じさせる

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