リポーター発

広島市立大
  • この記事にコメントする

【広島市立大】情報収集・判断の大切さ実感 コロナ拡大で留学先から帰国

2020/4/22
閑散としたバンクーバー国際空港(8日午後2時半ごろ)

閑散としたバンクーバー国際空港(8日午後2時半ごろ)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月20日までの予定だったカナダ・バンクーバーにあるエミリー・カー美術デザイン大への交換留学が打ち切られ、8日の帰国となった。私は、日本に帰れなくなるかもしれない、と慌ただしく航空券を購入。帰国後は公共交通機関が使えない中、岡山の実家まで何とか戻った。今回の件で、社会の動きに敏感になるとともに、しっかりした判断力を身に付ける必要性を感じている。
 広島市立大(広島市安佐南区)から帰国要請のメールが届いたのは3月27日。日本を離れて約3カ月ほどたったときだった。日本政府の緊急事態宣言が出ると帰れなくなるかもしれない、と帰国準備を急いだ。
 新たに購入した航空券を手に向かったバンクーバー国際空港は、相次ぐ国際便の欠航で、人は驚くほど少なかった。見た限り、同空港には日本へ帰国する人しかいなかったように思う。そのためか、出国手続きは予想外にスムーズだった。
 最も危惧していた機内だったが、座席の両側は空いていて人との接触はなかった。3分で機内の空気が全て入れ替わるとの放送もあり、10時間のフライトは安心して過ごせた。
 問題は帰国してから。羽田空港に到着後、すぐにPCR検査が課され、その後2週間の自主隔離が要請されている。その間、公共交通機関の利用はできない。帰国前に予約していたホテルが、検査の結果が出るまでは受け入れられないと言われた人もいた。そういった人たちは待機場で検査結果を待つしかない。
 私の場合は、岡山県早島町に住む両親が、空港まで車で迎えに来てくれ、実家で検査結果を待つこととなった。陽性か陰性か分からないまま実家へ帰るのは不安だった。検査結果が届いたのは14日夜。陰性でほっとした。本学の授業が5月11日からに延期されたこともあり、今もそのまま自主隔離中だ。
 今回のように状況が日々変化する中、国民の生活に直結する政策や自分が何をすべきかの判断には、新聞やネット記事を利用して、積極的かつ多角的に情報を集めることが必要となる。私も身をもって体験した。多くの若者も、政治や社会制度に関心を持ってほしい。(3年 原彰吾)

この記事に対するコメント
一覧

  • コメントはありません

  • この記事にコメントするへ
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

記事一覧