会社情報

社長メッセージ

代表取締役社長 岡畠鉄也

 「地域とともに」。この明治の創刊以来の精神を受け継ぎ、地域と喜怒哀楽を共にしてきました。住民と一緒に課題と向き合い、泣き、笑いを共にする。古里が中国地方でもそれ以外でも、まずはこの中国地方を好きになってほしいと思います。

 地域に寄り添う姿勢は地方紙にとってまさに生命線です。2018年4月にスタートした「こちら編集局です―あなたの声から」では、LINE(ライン)やメールで募った市民の声を糸口に記者が取材し、実態や課題に迫っています。生活に身近な学校現場や交通ルール、ごみ出しなどに関するさまざまな疑問や不満、注文が編集局に寄せられ、実際に行政を動かした事例もあります。大所高所からの視点も大事ですが、やはり目線は低く、常に読者や市民と同じ目線にあるべきというのが中国新聞社の方向性です。

 明治の創刊から幾多の苦難を乗り越えてきました。最大の試練は、やはり1945年8月6日。人類史上初の原爆が投下され、広島の街は壊滅、そして中国新聞社も社員の約3分の1に当たる114人の尊い命と本社屋を失いました。被爆地の新聞社として、核兵器廃絶や戦争の悲惨さを人類に訴える責務を負っています。地域を網羅する視点とともに、国際情勢にも目を向け、特に安全保障や平和の問題には敏感であってほしい。複眼的な物の考え方ができる人材を募りたいと思います。

 報道機関として中国地方で最大規模の記者を5県の県庁所在地をはじめ、中山間地域や島しょ部など各地に配置し、きめ細かい取材網を構築しています。取材力においてリーディングメディアを自負しています。紙面では記事のほか、暮らしに役立つ広告情報も豊富、スポーツや文化関係の主催行事も数多く展開し、影響力も地域一番の自信があります。

 ネット社会が進化し、新聞メディアを取り巻く環境も大きく変化しています。この局面を追い風にするべく、新聞と並ぶ商品として、デジタル展開にも力を入れています。2019年5月にインターネットサービスをリニューアルし、「中国新聞デジタル」に生まれ変わりました。また、中国放送(RCC)と組み、同年3月から配信を始めた広島東洋カープの公式アプリ「カーチカチ!」では、試合や選手情報はもちろん、番記者のツイートやハイライト動画、2軍の話題などを盛り込み、ファン必見の情報が満載です。

 この地域で圧倒的な取材力、最高のコンテンツを持つ強みを、紙面上でもデジタルの舞台でもいかんなく発揮し、正確で素早いニュース、興味を引くニュース、深掘りするニュースは全て中国新聞が発信するという気構えでいます。本社には若い感性を生かせる場も多く、挑戦を後押しする気風があります。そのチャレンジの延長線上に、より良い地域の未来が開けていると信じます。そんな開拓者の志を持つ人材と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

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