活動自粛の今を乗り切ろう ゆかりの代表3監督がエール
2020/5/9 22:48
サッカー日本代表の森保一監督らJ1広島ゆかりの代表指揮官が、日本協会のホームページ(HP)で活動自粛の今を乗り切ろうと、メッセージを発信している。U―16(16歳以下)代表の森山佳郎監督、U―19代表の影山雅永監督ら、各カテゴリーの代表監督とともに経験談を交えて思いを伝える。
▽協会HPで発信「できることをポジティブに」
ワールドカップ(W杯)アジア2次予選、監督を兼任する東京五輪も延期し、活動は停止中。森保監督は「できないことをネガティブに考えるのではなく、今できることをポジティブに捉えて」と説く。子どもたちへ、人が見ていない時の努力が成長につながり、人と差をつけ、縮めることになると助言。「自分で考えてやることを実践してほしい」と語りかける。
現役時代は広島で活躍し、指導者として広島ユースを2002〜12年に率いた森山監督は「新しいチャレンジとして英語の勉強を毎日やっている」と近況を報告。逆境を自分の成長やチームへの貢献につなげ「再開したときに爆発できるようにエネルギーを蓄えておいて」と呼び掛ける。
01〜05年に広島でコーチを務め、J2岡山を指揮した影山監督は足元を見つめる大事さも強調。「大きな夢に向かって走るのではなく、目の前の目標や壁を一つずつ越えることに充実感があった。チャレンジを続けてきたことは今につながっている」と語る。
メッセージは女子代表の高倉麻子監督からリレー形式でスタート。計8人の代表監督が思いを届けている。(中橋一誠)
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