サンフレ

サンフレ、今季年間パス全額払い戻し 税優遇制度の利用も呼び掛け

2020/6/13
エディオンスタジアム広島

エディオンスタジアム広島

 サッカーJ1広島が公式戦の延期に伴い、今季のシーズンパスを全額払い戻すことが13日、分かった。対象は個人向けのシーズンパスを持つ約5千人と、年間指定席などを購入している約400法人。数億円と見込まれる赤字圧縮のため、新型コロナウイルスで中止になったイベントのチケットの払い戻しを求めない人が、税優遇を受けられる国の制度の利用を呼び掛ける。 

 制度は新型コロナ対策として4月30日に成立し、今年2月から来年1月末までに中止や延期になった文化芸術・スポーツイベントが対象。チケットを払い戻さなければ寄付とみなされ、所得税などが減額される。主催者が発行する証明書とともに来年に確定申告すると、代金が1万円なら最大4千円減税される。

 クラブは公式戦再開後も無観客試合や入場者数の制限による座席の配置変更で、購入した座席通りに座れないため払い戻すことを決めた。寄付した人には特典を設け、観客動員が始まれば入場券を優先して購入できる権利や、非売品のグッズ贈呈などを検討する。

 詳細はJリーグが再開後の日程を出す15日以降に発表する。制度が利用できるシーズンパス所有者への払い戻し総額は約1億円。クラブは「公式戦の延期が続き、現金収入が長く途絶えて現状は厳しい。寄付していただくと大変ありがたい」としている。

 バスケットボールの広島ドラゴンフライズも制度の利用に前向きで、準備を進めている。一方、広島東洋カープは12球団の合意事項として、制度を利用しない。(貞末恭之)

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