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▽罹災証明書の申請受け付け 広島市
広島市は5日からの大雨被害に伴う罹災(りさい)証明書の申請受け付けを、9日から各区役所で始めた。弔慰金や義援金の支給、税や保険料の減免などの対象となる。
罹災した建物の被害の程度を証明するもので、車やカーポート、門扉、塀などは対象にならない。建物に住む世帯主、所有者、同居の親族などが申請できる。建物がある区を管轄する区役所の地域起こし推進課が受…
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春は空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節です。広島県内でも空気が乾燥した状態が続き、気象庁は空気の乾燥による火の取り扱いに注意するよう呼び掛けています。
2008〜15年度の広島県消防防災年報によると、県内で発生した火災の原因は「たき火」が最も多くなっています。広島市の2月のたき火や草焼きによる火災は11件で、17年までの10年間の同月平均3・6件に比べ、大幅に増えています。屋外での火の取り…
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林野火災は、空気が乾燥する春先に多く発生しています。原因は、たき火、火入れ、放火など人的要因によるものが多くを占めています。
林野火災は急速に燃え広がり、入山者や近隣住民に危険が及ぶことがあります。貴重な森林資源を大量に焼失するばかりでなく、水を蓄え、土壌の流出を防ぐ機能が失われることから、土砂災害や洪水などの災害につながる恐れもあります。
火を使う際には、風向き・周囲の可燃物に留意し、…
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…を使っているご家庭で、一つはガス機器に接続しているが、もう一方は器具を接続していないケースがありませんか。このような場合、機器に接続していない方の元栓を誤って開けてしまう「誤開放」が発生し、ガス漏れや火災につながることもあるため大変危険です。
誤開放を防止するためにはガス栓のつまみにカバーをかぶせ、結束バンドでしばる「ガス栓カバー」が有効です。面倒な工事は不要ですので、詳しくはLPガス販売店…
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広島県では、1日当たり約2件の火災が発生しています(消防庁の平成28年統計に基づき算出)。ご存じの方も多いと思いますが、今月12日未明には、JR広島駅西側の通称「エキニシ」で火災が発生しました。火元の住宅に隣接する複数の飲食店や民家に延焼し、大きな火事となりました。
冬は空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節です。@ストーブなどの火の近くに燃えやすい物を置かないA寝たばこをしないBガスこんろか…
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昨年は、7月の九州北部の豪雨や10月の超大型台風の上陸など、全国各地で大規模な災害が発生しました。広島県内でも、梅雨期の大雨により大きな被害が生じました。
こうした災害時や火災発生時に、地域で活躍するのが消防団です。消防団は、災害時の活動のほか、平時にも住民啓発をするなど、地域防災の要ですが、近年、県内の消防団員は減少傾向にあります。「自分の町の安全・安心に貢献したい」という方、ぜひ消防団に…
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ご記憶の方も多いと思いますが、昨年1月15日に広島市内で19センチの積雪が観測され、大雪となりました。これからの季節、広島県内でも大雪が発生する可能性がありますが、大雪への備えは十分でしょうか。
「住まいの保険」は、火災、風災、水災だけでなく、雪災などの自然災害による建物・家財の損害も補償される商品が大半です。ただし、補償される場合でも、損害額が一定額以上、一定割合以上のときだけ保険金が支払…
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寒さが厳しさを増してきました。鍋料理などでカセットこんろを使う機会が増えますが、カセットこんろに起因する事故や火災が起こりやすいのもこの季節です。誤った使い方をすると、ボンベが破裂するなどの事故の原因となりますので、十分に注意してください。
具体的には、「カセットこんろを覆うような大きな鍋を使わない」「カセットこんろを2台並べて使用しない」「クッキングヒーターなど、他の熱源の上や近くにカセッ…
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冬は、ストーブを使う機会が増えるなど、火災が起こりやすい季節です。住宅火災から命を守るために、「寝たばこは絶対にしない」「ストーブは燃えやすい物から離れた位置で使用する」「ガスこんろなどのそばを離れるときは必ず火を消す」の三つを習慣付けましょう。
さらに、「住宅用火災警報器を設置する」「寝具、カーテンなどの防炎品を使用する」「住宅用消火器などを設置する」「お年寄りたちを守るため、隣近所と協力…
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少子高齢化の中、外国人技能実習生に頼る現場も増えている。広島県内の実習生は昨年10月末時点で1万1787人と愛知県に次いで2番目。国の「発展途上国への技術、技能の移転」という目的は名ばかりで、労働力の確保という本音が透けて見える。
尾道市因島土生町の村上造船所は、従業員の半数がタイ人実習生。村上善彦社長(57)は「若者は島を離れていく。求人を出しても日本人は集まらない」と打ち明けた。
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広島市東区福田の観音原団地で8日、住民が神様に扮(ふん)して団地内を練り歩く祭りがあった。高齢化が進む団地を盛り上げようと、住民が企画。地区内約300世帯の家内安全や健康長寿を願った。
子どもからお年寄りまで住民約140人が参加した。鬼やてんぐの面をかぶった10人が地震や火災、病気などから住民を守る「守護神」となり、2班に分かれてみこしや子どもがたたく太鼓を先導。団地内を1軒ずつ訪ね、玄…
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損保ジャパン日本興亜広島支店(広島市中区)支店長の吉行さんは、1986年に旧安田火災海上保険に入社し、32年間のうち28年間営業を務めた。同社に入った最大のメリットは、金融機関や官公庁など多くの業種の人と出会えたこと。「保険会社はいち早く保険金を支払うことが使命だが、まずはお客さまの話をうかがい、安心してもらうことが大切」と話す。
「3人の息子を育ててくれた妻に孝行したい」と吉行さん。1…
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平和学習で広島を訪れた倉敷市の中学生と教員たち約40人を乗せた広島電鉄(広島市中区)の被爆電車が今月中旬、中区の相生橋に差し掛かった。「この橋を目標に原爆が落とされた」。胎内被爆者の小西ヒサ子さん(71)=西区=の語りを聞きながら、生徒たちは車窓から原爆ドーム(中区)に視線を向けた。
「何かを感じて」
ゴトンゴトン。揺れに身を委ね、それぞれが72年前の夏へ想像を膨らませた。引率した…
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同クラブの代表世話人、柴崎和彦幹事長が9人にバッジと手帳を交付して「この活動を通じて火災の予防などをしっかり学びましょう」とあいさつ。
市安佐北消防署の山高康治予防課長(58)は「クラブの行事には、きついこともありますが伝統あるクラブで活動することに誇りを持って頑張ってください」と激励した。続いて5年生の市瀬凛さん(10)が代表して「火災に強い、安全で明るく住みよい社会をつくるよう、みんな…