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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

地域特産品フェア 相次ぎ展開


執行役員
中四国カンパニー支社長
川本 昌彦 (かわもと まさひこ)

—刻々と変わる社会状況に対応した一年でした。

 2021年は新型コロナウイルス禍で、「巣ごもり」「スポーツや健康」「時短で簡便」といったキーワードの消費が好調でした。一方で感染者数が減少傾向に転じ、旅行やイベント、外食などの需要が戻りつつある中で、消費動向の変化に応じた施策を実行しました。

—地域フェアが人気です。

 地域の特産品を取りそろえた催事を開催しています。瀬戸内フェアでは広島産小イワシや東広島市の安芸津産ジャガイモを、三次フェアでは三次市のピオーネやワインを展開しました。また、中四国エリアは特産品の多いエリア。地元の野菜や果物を柱にしたフェアも、それぞれの旬の時期に合わせ、ほぼ毎月開催しており、今年1月にはレモンフェアを初めて企画するなど、引き続き地元食材の魅力を届けます。

—「地元回帰」にこだわっています。

 広島では、広島菜巻きなどの巻きずしが親しまれています。そこで21年には2月の節分だけでなく、立秋と立冬の前日の節分にも恵方巻きを販売。アナゴを使用した中四国限定の「香ばし焼き穴子の和風太巻き」が大ヒットしました。それぞれの地域・郷土の食文化にこだわり、品ぞろえを拡大しています。

—デジタルトランスフォーメーション(DX)も加速させています。

 商品紹介や、旬の食材を使ったレシピ提案の動画を制作、店頭で放映しているほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネルも開設しました。また、中四国エリアの特産品を紹介する通販サイト「eSTORE」も昨夏に設けました。スマートフォンで商品のバーコードを読み取り、無人レジで会計するシステム「レジゴー」も、現在広島県内3店舗に導入しています。ネットスーパーは中四国の23店舗まで拡大し、午前便のサービスも拡充しました。

 人工知能(AI)も活用しています。店内カメラの映像を分析し、ベビーカーやランドセル売場で購入を検討されているお客さまの元へ従業員が駆け付けるなど、より良い接客や売り場づくりにつなげています。

 今年も社会の変化が顕著になる年と予測しています。お客さまの要望をさらに深掘りしていきます。


三次市特産品の三次ピオーネ
概要
社名イオンリテール株式会社中四国カンパニー
本社所在地〒261-8515
千葉市美浜区中瀬1丁目5-1
Tel 043(212)6500
設立2008年8月
事業内容総合小売業
資本金1億円
営業収益1兆8161億円(2021年2月期)
従業員数7万7754人(2021年2月末現在)
店舗数396店舗(2021年2月末現在)
ホームページhttps://www.aeonretail.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。