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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

第2の柱 リフォーム事業好調


代表取締役会長 兼
社長執行役員
久保 允誉 (くぼ まさたか)

―どんな一年でしたか。

 新型コロナウイルス禍による巣ごもり消費の影響もあり、大型テレビやゲーム機の販売が伸びました。特に50インチ以上の大型テレビは、2011年に地上デジタル放送へ完全移行し10年が経過する中、買い替えを望む声が高まり、昨夏に開催された国際スポーツ大会も需要を後押ししました。冬季のスポーツ大会やサッカーの国際試合が開催される今年も引き続き、販売に注力します。

―リフォーム市場も好調です。

 外出自粛やテレワークの普及で在宅時間が増え、住宅への関心が高まっているようです。当社ではリフォームを家電に次ぐ第2の柱と位置付けており、パック料金を導入し価格を明瞭化するなどしてニーズに応えてきました。近年は太陽光発電や蓄電池など省エネ関連の改修も増え、リフォーム業界でもトップクラスの売り上げです。現在は、ご家族のライフスタイルに合ったオーダーメードのリフォームをネットで提案する新サービスの導入を検討中。リーズナブルなパック料金に加え、デザインや機能、素材などにこだわって改修したいという要望にもお応えできる体制を整えたいと考えています。

―接客面で心掛けていることは。

 当社では家電の配達時、社員が新しい靴下に履き替えるのが決まりです。これは42歳で前身であるダイイチの社長に就いた直後、午前中に冷蔵庫を届けたお客さまの住宅を訪問した際、廊下に脂足の跡を付けてしまい、ひどく怒られた経験がきっかけです。以来、白い靴下を2足ずつ持たせることを続けています。靴下にはかなりの費用がかかりますが、ここ最近ではコロナ禍の中で「感染対策への意識が高いですね」と再評価されています。

―抱負や展望をお願いします。

 ネットの専売商品を店舗で販売したり、店舗のセール商品をネットでも扱ったりするなど、ウェブとリアル店舗でシームレスにお買い物いただける環境を整えます。このほか、お客さま宅への配送ルートの効率化を図るため、最適なルートを自動で作成する配車システムを1月から全店展開する予定です。商品面では、例えば子ども部屋用のエアコンや静音設計の寝室用冷蔵庫など、新発想のオリジナル家電の開発にもこれまで以上に積極的に取り組みます。


力を入れる「エディオンリフォーム」
概要
社名株式会社エディオン
本店所在地〒730-8620
広島市中区紙屋町2丁目1-18
本社所在地〒530-0005
大阪市北区中之島2丁目3-33 大阪三井物産ビル
Tel 06(6202)6011(大代表)
設立2002年3月
事業内容家電販売を主として行う「エディオン」を、関東から九州・沖縄まで日本各地に展開。子会社に、山陰・北陸・北海道で「100満ボルト」を展開する(株)サンキュー、住宅設備事業会社、リユース・リサイクル事業会社、通信販売事業会社、教育事業会社など
資本金119億4000万円(2021年3月31日現在)
売上高7681億1300万円(2021年3月期)
従業員数1万6209人(2021年3月現在)
関連会社(株)サンキュー、(株)エディオンハウスシステム、(株)エヌワーク、(株)イー・アール・ジャパン、フォーレスト(株)、(株)e―ロジ、(株)ジェイトップ、夢見る(株)、(株)サンフレッチェ広島(※)、(株)マルニ木工(※)
※持分法適用関連会社
ホームページhttps://www.edion.com/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。