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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

新たな医療や学習 5Gで支援


執行役員
中国支社長
白川 貴久子 (しらかわ きくこ)

—通信を利用して、新たな情報通信技術(ICT)教育や地域課題の解決に取り組んでいます。

 2021年12月18日に、広島・長崎の第5世代(5G)移動通信システムを使えるエリアと、全国のウェブ参加者をつないだオンライン平和学習イベントを実施しました。広島と長崎の高校生が、仮想現実(VR)を活用したデジタルアートで新たな平和の祈りの表現に挑戦しました。また、岩国市立美和病院と山口県立総合医療センター(防府市)を5G回線で接続し、へき地医療の遠隔支援実証を続けています。美和病院での内視鏡検査の映像が総合医療センターのモニターに映し出され、専門医が病巣を疑う位置をマークして助言できます。5Gの高速・大容量・低遅延といった強みを生かしています。

 特別支援教育の援助にも取り組んでいます。障がいのある島根県立大の学生や特別支援学校の生徒が自宅のベッドから遠隔で授業に参加したり、神社のオンライン参拝を体験したりして好評でした。

—地方自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。

 山口県内のデジタル改革を促進する、県開設の「やまぐちDX推進拠点」(山口市)をサポートしています。5G環境の整備に加え、5Gソリューションの展示を行っています。拠点を利用される皆さまのアイデア創出のサポートやアイデアを基に具体化する支援をしています。

—社内でもDXを推進しています。

 可視化ツールで部署や拠点の多様なデータを集計・共有しています。業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の各部署の活用状況や時間外勤務の状況などが一目で分かり、業務の効率化につながっています。社内でデジタル活用のノウハウを実感し、お客さまへの提案にも生かしています。

—今年の抱負は。

 「中国地方をニューノーマル時代のリーダーに!」というビジョンで事業を展開しています。社会課題を解決に導く芽が出始めたと感じています。デジタル技術の強みを生かしてアイデアをシェアして広げ、地域と人をつなぐことで中国地方のさらなる活性化に尽力してまいります。


概要
社名株式会社NTTドコモ
本社所在地〒100-6150
東京都千代田区永田町2丁目11—1 山王パークタワー
Tel 03(5156)1111
設立1991年8月
事業内容 ■通信事業
携帯電話サービス(5Gサービス、LTE・Xiサービス、FOMAサービス)、光ブロードバンドサービス、衛星電話サービス、国際サービス、各サービスの端末機器販売など
■スマートライフ事業
動画配信・音楽配信・電子書籍サービス等のdマーケットを通じたサービス、金融・決済サービス、ショッピングサービス、生活関連サービスなど
■その他の事業
ケータイ補償サービス、法人IoT、システム開発・販売・保守受託など
資本金9496億7900万円
売上高4兆7252億円(2021年3月期)
従業員数8433人(2021年3月現在)
支社北海道支社、東北支社、東海支社、北陸支社、関西支社、中国支社、四国支社、九州支社
関連会社株式会社ドコモCS中国など
ホームページhttps://www.nttdocomo.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。