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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

次の100年へ 「粉もの文化」発信


代表取締役社長 佐々木 孝富 (ささき たかとみ)

―2021年も新型コロナウイルス下での経営を強いられました。

 当社は対面でのリアルなコミュニケーションを大切にしてきましたが、それを補完するためオンラインの活用が進みました。お好み焼き教室や工場見学をリアルタイムでネット配信。その模様は海外でも視聴され、とても好評でした。

 また一方で組織の整備も進みました。21年4月にユニオンソース(栃木県日光市)と合併しました。同年10月には天かすの製造を委託していたナカガワ(大阪市北区)をお多福グループに迎えました。天かすは、最近ではおにぎりや巻きずしに使うなど活用の幅が広がっています。

 今後も消費者の趣向に対応した商品を開発していきます。

―働き方改革も進みました。

 コロナ禍をきっかけにテレワークや時差出勤、フレックスタイム制が定着しました。働きやすさを整えた次は「働きがい」の創出です。現在、社員のキャリアプランについて会社が継続的に関与できる相互共有システムの構築を進めています。

 人材育成は長期的成長に欠かせない基盤として、今後も力を入れていきます。

―21年11月に創業100年を迎えました。

 これを機にこれまで私たちが大事にしてきたことは何だったのかをあらためて考えました。行き着いたのは「原点回帰と進化」です。当社の原点は、お好み焼きや焼きそば、たこ焼きを中心とした「粉もの文化」普及への取り組みと、お客さまの要望を真摯しんしに受け止め、思いやりの心で対応し、自社の事業に生かす仕組みづくりです。今年はその進化を形にしていく年にします。

―具体的な進化の方向は。

 当社が日本で展開してきた考え方や方法を、世界の多様な食文化へと展開しつつ、日本に取り入れることにも挑戦します。また、環境負荷の軽減も喫緊の課題です。フードロスの削減、電気・ガス・水道の使用抑制、容器の環境対応に引き続き取り組みます。

 100年続いたのは、これまでのお客さまの支えがあってこそ。感謝の気持ちをお伝えする企画を準備しています。「感謝と笑顔」の年にしたいと考えています。


創業100年記念広告
概要
社名オタフクソース株式会社
本社所在地〒733-8670
広島市西区商工センター7丁目4-27
Tel 082(277)7111
設立2009年10月(創業1922年11月)
事業内容ソース、酢、たれ、その他調味料の開発・製造・販売
資本金1億円
売上高247億円(2021年9月期)
従業員数572人(2021年10月現在)
支社・支店・工場支店8/北日本、東京、名古屋、大阪、中国、四国、九州、台北
工場2/本社工場、日光工場
関連会社オタフクホールディングス(株)、お多福醸造(株)、お好みフーズ(株)、OPP(株)、(株)ナカガワ、Otafuku Foods,Inc.、大多福食品(青島)有限公司、OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN.BHD
ホームページhttps://www.otafuku.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。