広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

家•外飲み通じて地域に活気を


中四国統括本部
統括本部長
杉山 和之 (すぎやま かずゆき)

―ビール類が好調です。

 基幹ブランドの「一番搾り」や、新ジャンルの定番「本麒麟」などの主力商品を昨春リニューアルし、おいしさをさらに追求して好評です。加えて、ビールで糖質ゼロ(食品表示基準による)を実現した国内で初めての缶商品(Mintel GNPDを用いたキリンビール調べ)「一番搾り 糖質ゼロ」は、2020年10月の発売から約半年で販売量300万ケース(大瓶換算)を超え、キリンビール過去10年のビール新商品で最速のペースを記録しました。新型コロナウイルス禍による健康志向の高まりとブランドのおいしさへの納得からお客さまの支持につながっています。

―缶商品で、クラフトビール市場をけん引しています。

 昨年3月に缶で発売した「SPRING VALLEY 豊潤〈496〉」は、半年で100万ケース(大瓶換算)を売り上げ、新たなビール文化をけん引しています。350ミリリットル缶で希望小売価格273円です。コロナ禍で生活様式が変化する中、素材や製法にこだわったおいしさを提供し、充実した家飲み時間を感じていただいています。飲食店向けのクラフトビール専用小型ディスペンサー「タップ・マルシェ」との相乗効果で、業務用、家庭用の両方でクラフトビールを盛り上げていきます。

―新ビールサーバーが好評です。

 3リットルのペットボトルを提供する新しいビールサーバー「TAPPY(タッピー)」です。昨年4月から本格的に全国展開し、広島県内では10月末時点で85店に導入されています。従来の7リットルだるよりも早いサイクルでおいしい生ビールを提供できるほか、サーバー内のホースを洗浄する際に発生していたロスも大幅に減ります。さらに、手軽に持ち運べる上、樽を回収する費用や手間もなくなり、物流の負荷やコストを低減できます。

―昨年10月に就任しました。どう取り組みますか。

 ウィズコロナの状況が続く中、家庭用、業務用、それぞれのニーズをしっかり捉え、専門性を高めていきます。一つ一つのブランドを磨き、おいしく楽しんでいただくことを愚直に追求し続けます。事業活動を通じて社会の課題を解決するCSVマインドを発揮して、広島に活気をもたらす提案を力強く推進していきます。


概要
社名キリンビール株式会社
本社所在地〒164-0001
東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
Tel 03(6837)7002(代表)
設立2007年7月
事業内容酒類の製造、営業、販売
資本金300億円
連結売上収益1兆8495億4500万円(2020年12月期キリンホールディングス連結業績)
従業員数3665人(2020年12月現在)
支社・支店・工場本社、統括本部10、工場9、研究所1
関連会社キリンビバレッジ(株)、メルシャン(株)ほか
ホームページhttps://www.kirin.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。