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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

人気の黒ラベル缶 生活に潤い


執行役員
西日本本部長
石川 孝 (いしかわ たかし)

―昨年も主力ビールの「黒ラベル缶」が好調をキープしました。

 全国でも中四国エリアでも、2015年から7年連続で売り上げアップを達成しました。購買者数も15年から順調に増加しており、特に20~30代の若年層の伸びが顕著です。これまで取り組んできた「生のうまさ」へのこだわりや、俳優の妻夫木聡さんが出演するCM「大人エレベーター」シリーズなどで、独自の世界観を発信し続けてきたことが好調の要因と捉えています。また昨年9月には、中四国エリア限定のオリジナルデザイン缶「世界文化遺産を有する島・宮島の秋缶」を発売しました。黒ラベルが地域活性化の一助になればと願っています。

―飲食店向けの瓶ビール「サッポロラガービール」が伸びています。

 新型コロナウイルス禍で業務用市場が厳しい中、中四国エリアの売り上げは前年を超えました。1877年発売の「日本に現存する最古のビールブランド」という長い歴史とレトロ感が評価され、飲食店での取り扱いもさらに増えています。瓶の人気を受け、ここ数年、数量限定で発売している缶もよく売れています。

―微アルコールビールテイスト飲料「サッポロ The DRAFTY」を昨年9月、発売しました。

 家飲みが増えるなど近年のライフスタイルの変化で、お客さまの「健康志向」や「飲みたいけれど酔い過ぎたくない気持ち」が高まっています。本商品はアルコール度数0.7%ながらも、麦芽100%生ビールを原料とする製法により、ビール由来の自然な香りと麦のうまみを感じる味わいを実現。ビール好きのお客さまに、微アルコールという新たな楽しみ方を提案しています。

―これから目指す企業像は。

 1杯のビールで元気になったり、人とつながることができたり。お酒は私たちの生活に潤いを与え、人生を豊かにしてくれるかけがえのないツールです。特にコロナ禍では、コミュニケーションツールとしての役割が改めて見直されました。当社は1876年創業のビール造りのパイオニアとして、これからもお酒の無限の可能性を追求したいと考えています。「誰かの、いちばん星であれ」という企業ビジョンの下、お酒と人との未来を創る酒類ブランドカンパニーを目指します。


黒ラベル缶など主力のラインアップ
概要
社名サッポロビール株式会社
本社所在地〒150-8522
東京都渋谷区恵比寿4-20-1(恵比寿ガーデンプレイス内)
設立2003年7月1日
事業内容ビール・発泡酒・新ジャンル・ワイン・焼酎などの製造販売、洋酒の販売他
資本金100億円
売上高2250億9800万円(2020年12月期)
従業員数2263人(2020年12月現在)
支社・支店・工場本社、他全国に14本部、6ビール工場、2ワイナリー、2焼酎工場等
関係会社(株)楽丸酒造、(株)恵比寿ワインマート等
ホームページhttps://www.sapporobeer.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。