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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

本格ビールの味わい 改良重ね


執行役員
中国・四国営業本部長
村尾 俊彦 (むらお としひこ)

—昨年はどんな年でしたか。

 一昨年に続く巣ごもり需要の増加から、ビールや新ジャンル、酎ハイなどのRTD飲料といった缶商品の販売に注力してきました。家庭での飲用機会の増加による伸びはあったものの、外食産業の落ち込みによる減少をカバーするには至りませんでした。

—家庭向け商品の動向は。

 昨年4月に発売した「パーフェクトサントリービール」は、ビールならではの力強い飲み応えと糖質ゼロを両立。その味わいを評価していただき、リピーターを増やしています。RTD飲料では、期間限定商品を多く出した「ほろよい」が売り上げを伸ばしました。一方で、ウイスキーなどの瓶商品も好調。特にジン「すい」は前年の約2.4倍を売り上げました。

—飲食店のサポートに力を入れています。

 当社は創業以来、酒や飲料の提供を通じて、飲食店とともに成長してきました。緊急事態宣言は明けたものの、外食産業を取り巻く環境は依然として厳しい状況です。消費喚起の一助になればとの思いから、「人生には、飲食店がいる。」というメッセージを展開しています。飲食店は食事をしたりお酒を飲んだりするだけでなく、コミュニケーションに必要な場所です。飲食文化と、飲食店で生まれる人と人とのつながりを絶やさぬよう、この応援メッセージを飲食店や酒販店にポスターやステッカーで配布し、外食市場を盛り上げたいと考えています。

—今年はどう取り組みますか。

 多様化するニーズに対応できる、多彩なポートフォリオが当社の強みです。ハイボールは「角瓶」「ジムビーム」を中心に展開し、「碧Ao」「メーカーズマーク」「知多」でもお客さま接点を広げます。また、ジン「翠」、麦焼酎「大隅」についても、飲食店への展開を強化し、さらなる市場拡大を目指します。「パーフェクトサントリービール」はフルリニューアルを行い、今月25日に発売。本格ビールならではのおいしさを改良し、多くのお客さまに手に取っていただけるよう訴求していきます。「ザ・プレミアム・モルツ」やRTD商品群の売り上げも、ますます伸ばし、2026年までに段階的に見直される酒税改正に向けた土台作りをスタートします。


概要
社名サントリー酒類株式会社
本社所在地〒135-8631東京都港区台場2-3-3
Tel 03(5579)1000
設立2009年4月
事業内容スピリッツ・ビール類・ワインなど酒類の国内販売
資本金10億円
売上高2兆1083億円(2020年12月期、サントリーグループ連結、酒税控除後)
従業員数4万44人(2020年12月現在、サントリーグループ連結)
グループ会社303社(2020年12月末現在)
ホームページhttps://www.suntory.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。