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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

監督交代 次のステップへ期待


代表取締役社長 仙田 信吾 (せんだ しんご)

—2021年、城福浩監督の退任という大きな出来事がありました。

 決して潤沢ではない予算の中で、若手の底上げやベテランの再活性化を成し遂げてくれました。特に昨年は、20チーム中4チームが降格するという非常に厳しい戦いの中で一度も降格圏に足を踏み入れることなく、早々にJ1残留を決めていただいた。在任4年間、全力でサンフレッチェのために情熱を注いでくれた城福前監督には、感謝の思いしかありません。ただ、クラブとして次のステップに踏み出す時だという判断で、退任という結論に至りました。

—ミヒャエル・スキッベ新監督は輝かしい経歴ですね。

 ドイツのビッグクラブを率いてチャンピオンズリーグに出場したり、02年ワールドカップで準優勝を果たしたドイツ代表の戦術コーチとして活躍したり。過去にも例がないほどの実績を持っている上、育成面でも力を発揮できる指導者です。育成型クラブであるサンフレッチェにとっては最適の人材に来ていただいたと思っています。

—新型コロナウイルス禍で、昨年も経営面では苦難が続きました。

 入場制限が続いたシーズンであり、入場者収入の減少は致し方ないところ。正直、決算も厳しいです。ただ、グッズと広告収入は微増となり、こういう状況下でも地域の皆さまに支援をいただいていることに対して、本当に感謝申し上げます。昨年10月にSDGs(持続可能な開発目標)を宣言したのも、この活動こそわれわれが今まで取り組んできたことであり、SDGsを続けることでさらに地域に愛されるクラブに成長できると考えたから。昨年開幕したサッカー女子プロリーグでも、発足したばかりのサンフレッチェ広島レジーナが健闘していますし、厳しい中にもポジティブな材料はあります。

—今年はいよいよ、サッカースタジアムが着工を迎えます。

 多くの方々のご尽力で、新スタジアムは24年の開業に向け、着実に前進しています。今年はJR西日本広島支社の旧社屋跡地(広島市東区)に整備される多目的コートと芝生広場を運営し、ここでクラブの情報も発信できると期待しています。今季は入場制限が撤廃される予定で、スタジアムのにぎわいを取り戻せるよう、多彩な施策を行いたいです。


サポーターの声援に応える選手たち © 2021S.FC
概要
社名株式会社サンフレッチェ広島
所在地〒730-0051
広島市中区大手町1-4-14 上田ビル2F
Tel 082(259)3220
設立1992年4月
事業内容サッカー事業
資本金2億2030万円
売上高32億910万円(2021年1月期)
従業員数48人(2021年12月現在)
ホームページhttps://www.sanfrecce.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。