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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

新生活様式 購買に新たな提案


執行役員 広島店長 吉田 幸永 (よしだ ゆきなが)

—2021年も新型コロナウイルスの動向に左右された年でした。

 緊急事態宣言が明けた10月以降、にぎわいが回復してきています。お客さまの消費傾向は刻々と変化しました。ただ、食に対する関心は常に高かったですね。コロナ禍の行動制限下で、需要が高まったフードデリバリーに注目し、6月に地下食品売り場の総菜や弁当、スイーツなどをデリバリーするサービスを開始しました。宅配サービス「ウォルト」のアプリを通じて、45ショップ約400品目が一度に注文できることもあって好評です。10月には、人気の北海道物産展の商品も対象としました。

 お客さまから支持されるコンテンツにデジタルを組み合わせ、新たな提案を進めていきます。

—ウィズコロナ時代の新しい生活様式に対応しています。

 20年は、密にならないレジャーとして注目を集めたアウトドアスポーツの専門店「アポリト」を新館5階にオープンさせました。

 また、21年には東京の西武渋谷店で、ネット通販ブランドの商品を展示し、そのままスマホで購入できる店舗を出店して好評でした。広島店でもその仕組みの一部を取り入れた売り場を計画しています。今後は、リアルとネットを共存させることで、ミレニアル世代の興味を引き寄せていきたいと考えています。

—サステナビリティー(持続可能性)を意識した活動をしています。

 瀬戸内海の自然を守るため21年10、11月、宮島(廿日市市)の包ヶ浦自然公園で開かれた清掃活動に参加しました。回収したごみを本館1階にある美容と健康をテーマとした売り場「ヒロシマビューティエディット」で展示し、啓発動画を流したところ、多くの反応がありました。

 今後もグループ全体で環境に優しい社会を目指します。

—22年は紙屋町地域の再開発が本格的に動きだします。

 中央公園広場(広島市中区)に23年末に完成する新サッカースタジアムなどに合わせて、紙屋町周辺は様変わりします。当店はこの地域で唯一の百貨店として、街づくりやエリアの活性化に貢献していく方針です。

 地域に根差した企業として、広島の未来につながる提案を積極的に発信していきます。


そごう広島店
概要
社名株式会社そごう・西武 そごう広島店
所在地〒730-8501
広島市中区基町6-27
Tel 082(225)2111(大代表)
設立1974年10月10日
事業内容百貨店
資本金200億円
売上高322億円(2021年2月期)
従業員数430人(2021年8月現在)
ホームページhttps://www.sogo-seibu.jp/hiroshima/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。