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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

創業50年の節目 認知度高める


代表取締役社長 河本 大輔 (こうもと だいすけ)

―事業の柱である自動販売機の運営と飲料品製造・販売の状況は。

 2020年の春以降、新型コロナウイルス禍の影響で、外出を控える傾向は依然として続いています。それに伴う家飲み需要で、当社グループが手掛けるチューハイなどの酒類は好調を維持しています。一方、観光やレジャーといった外出機会が減り、自販機での売り上げは落ち込みました。21年秋以降は回復に向かっていますが、コロナ以前の状況には戻っていません。

―ブランド創造活動に力を入れています。

 20年1月からグループ各社の若手幹部を集めたブランディング委員会を組織しています。

 21年9月にはノンアルコール飲料3商品を新発売するとともに、7~8月には缶チューハイ「アスター」シリーズの「瀬戸内レモン」の初CMを広島県内で流したほか、SNS(会員制交流サイト)の情報発信にも力を入れています。

―21年はM&A(合併・買収)が相次ぎました。

 6月に「いいじま」(茨城県つくば市)、7月に「ロジックイノベーション」(岡山市南区)がグループ会社になりました。いいじまは自販機の運営台数が500台ですが、事業所内の売店を10カ所運営。有人店舗のノウハウを吸収し、自販機による無人販売とのベストミックスを模索したい。ビジネスモデルとして確立できれば全国展開する考えです。

 ロジックイノベーションは倉庫運営の実績があり、物流倉庫アシードロジスティクスセンター(栃木県下野市)の業務を移管します。同センターでは自社商品の一時保管だけでなく、他社の荷物を預かる営業倉庫としても運営していきます。

―今年の取り組みは。

 引き続きブランディングに力を入れます。アシードグループ各社のホームページやグループの採用ページを順次更新し、商品・サービスを含めた企業の認知度を高めていきます。今年11月、当社グループは創業50周年を迎えます。グループビジョンを「ASEEDING THE FUTURE 人、地球、未来―すべての笑顔と健康のために」と刷新しました。未来のために地球と調和した持続可能な成長を目指し、あらためて社員一丸となって取り組みます。


ノンアルコール飲料(スパークリングワインテイスト2品とハイボールテイスト)
概要
社名アシードホールディングス株式会社
本社所在地〒720-0043
福山市船町7-23
Tel 084(923)5552
設立1972年11月
事業内容(グループ)自販機による清涼飲料水・食品等の販売、清涼飲料水や低アルコール飲料の企画製造販売・OEM/ODM製造受託、物流倉庫の運営、不動産賃貸
資本金7億9847万円
売上高(グループ)239億3135万円(2021年3月期)
従業員数(グループ)545人(2021年3月現在)
支社・支店・工場国内主要都市48カ所、飲料工場2カ所(栃木県下野市、東広島市)
関連会社アシード(株)、北関東ペプシコーラ販売(株)、アシードブリュー(株)、宝積飲料(株)、アオンズエステート(株)、ロジックイノベーション(株)、HaLong Beer And Beverage Joint Stock Company
ホームページhttps://www.aseed-hd.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。