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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

広さと利便性備えた物流拠点


執行役員 中国ブロック長
広島支社長
向井 和也 (むかい かずや)

―強化している事業は。

 医院や店舗などと併用した住宅「コンビネーションハウジング」に注力しています。お客さまの多様なニーズに応えるため、経験豊富な設計士や営業担当者などで構成する専門チームを昨年発足。クリニックをはじめ、飲食店や理美容院など、さまざまな物件を手掛けています。

 都市部では、8階建てなど中高層の賃貸住宅物件も増えています。集合住宅事業部と流通店舗事業部が連携し、下部階にテナントを誘致するなど強みを発揮しています。

―賃貸住宅事業も好調です。

 広島県西部を中心に1万1475戸を管理し、入居率は平均約98%と非常に高い水準を維持しています。2021年10月には、人口が増加している東広島市に、広島東営業所を立ち上げて7人を配置しました。帰宅後すぐに手洗いができるように工夫した間取りや、広さ2畳のワークスペースを設けた物件など、新たな生活様式に対応した住まいの提案が好評です。賃貸住宅を建設する当社に加え、入居管理を「大和リビング」(東京都)、建物メンテナンスを「大和ハウス賃貸リフォーム」(大阪市)が担当するグループ3社の連携システムを確立。不動産オーナーさまのサポートを強化し、長期にわたり安定した収入が見込める賃貸経営を実現しています。

―中四国で最大の物流施設が21年11月に完成しました。

 県営広島西飛行場跡地(広島市西区)の産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内に建設した5階建て延べ約9万6千平方メートルの物流施設「DPL広島観音」です。マツダスタジアムの約2・7倍の面積で、利便性も高く、中四国はもとより、関西や北陸、九州地域へのアクセスも良好です。ネット通販の拡大などで増大する物流を支えます。

 さらに、同産業団地の第2期(広さ7万9千平方メートル)を21年4月に着工し、販売を開始。堅調な売れ行きで、今春から建物工事に着手します。

―今年の抱負は。

 当社の幅広い事業の根幹は、人と土地です。広島の皆さまに親しまれ、地域密着型の事業を展開して貢献することが最も重要です。初心を忘れることなく、つながりを大切にしながら、広島の発展に役立つ取り組みを加速させていきます。


DPL広島観音
概要
社名大和ハウス工業株式会社
本社所在地〒530-8241
大阪府大阪市北区梅田3丁目3-5
Tel 06(6346)2111
創業1955年4月(設立1947年3月)
事業内容 ・建築事業
【住宅系】戸建住宅(注文住宅・分譲住宅)、賃貸住宅(アパート・寮・社宅)、分譲マンション等の企画・設計・施工・販売、別荘地の販売
【建築系】商業施設(店舗・ショッピングセンター)、物流施設(物流センター・配送センター・食品施設)、医療・介護施設、法人施設(事務所・ショールーム)の企画・設計・施工・リフォーム
・都市開発事業
宅地・工業団地の企画・設計・施工・販売、再開発事業
・海外事業
不動産開発事業
・その他
環境エネルギー事業
資本金1616億9920万1496円
売上高4兆1267億6900万円(2021年3月期連結)
従業員数1万6712人(2021年4月現在単体)
拠点数事業所:全国71カ所
工場:全国9カ所
研究所・研修センター:奈良市
関連会社(株)フジタ 他443社
ホームページhttps://www.daiwahouse.com/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。