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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

「変革と成長」へDX•脱炭素化


代表取締役社長 迫谷 章 (さこたに あきら)

―中期経営計画が始まりました。

 創立80周年の節目となる2024年度をターゲットとする4カ年計画が21年4月にスタートしました。当社グループが成長していくためには、これまで以上に環境の変化に迅速に対応して変革していくことが不可欠であり、テーマは引き続き「変革と成長」とし、具体的な取り組みの方向を示す二つのサブテーマを設定。一つ目は「営業・施工体制の強化と利益の拡大」とし、当社事業の基盤である中国地域の体制強化に取り組むとともに、都市圏の体制強化・事業拡大に引き続き取り組み、厳しい環境下でも、お客さまから信頼され、利益を確保・拡大できる体制を構築していきます。二つ目は「DX(デジタルトランスフォーメーション)と脱炭素化の推進」とし、競争力強化や働き方改革に対応するため、DXによる生産性向上やカーボンニュートラルに向けた自社の脱炭素化とともに、お客さまへの脱炭素化支援事業を推進していきます。

―DXへの取り組みは。

 21年1月にDX推進プロジェクトを設置し、通信インフラの整備とともに、課題の抽出やアクションプランの策定を進め、いよいよ具体的な施策を実施していく段階となりました。これまで、検討状況を全社に発信してきましたが、今後は各支社に設置したDX担当窓口を通じて、全社員が意見、知恵を出し合い、効果の最大化を図りたいと考えています。

―脱炭素化はどう進めますか。

 当社事業に関わる脱炭素化に向けて、設置可能な全社屋への太陽光発電設備の設置や社屋の建て替えに合わせてZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を進めます。また、社用車の電動化も自動車業界の開発動向を踏まえ、実施していきます。こうした取り組みと併せて、お客さまへの脱炭素化支援事業として、太陽光発電システムを初期投資ゼロで導入し、発電した電力を安価で利用できる電力販売契約「PPA事業」やZEBプランナーとして建物のZEB化の提案を推進していきます。

―22年の抱負は。

 本年、寅(とら)年は「何事にも好奇心をもって積極的に進めば希望にあふれる年になる」と言われており、当社グループ一体となって、変革に楽しくチャレンジし、さらなる成長につながる一年にしていきたいと思います。


中国地域のインフラを支え続ける
概要
社名株式会社中電工
所在地〒730-0855
広島市中区小網町6-12
Tel 082(291)7411
設立1944年9月
事業内容屋内電気工事、空調管工事、情報通信工事、配電線工事・送変電地中線工事の設計施工、工場・ビル設備のリニューアルなど
資本金34億8190万円
売上高連結:1844億円(2021年3月期)
個別:1484億円(2021年3月期)
従業員数3377人(2021年10月現在)
事業場広島・岡山・山口・島根・鳥取統括支社、東京・大阪本部、電力建設所
関連会社三親電材(株)、中工開発(株)、(株)イーペック広島ほか10社
ホームページhttps://www.chudenko.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。