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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

6店舗の本格グルメを宅配で


代表 今井 誠則 (いまい まさのり)

―2021年を振り返ってください。

 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛に対応しようと、中国料理や和食、お好み焼きなど、グループ6店舗の料理の宅配サービスに力を入れました。メニューは季節ごとに一部を替え、常時約100品を用意。広東料理のトンフォンや会席料理の芸州など、専門店の本格料理をリーズナブルな料金で味わえると好評です。個人の注文に加え、ホームパーティーでの利用や、ランチタイムに会社でまとめて購入するといったケースも目立ちました。

―福祉分野の事業が好調ですね。

 社会の高齢化が進む中、「エコール」の名で知られる福祉用具のレンタルや販売、訪問介護などの事業へのニーズが高まっています。取り扱う福祉用具は電動ベッドや車いすなど約14万点。広島、岡山、山口にある8営業所には福祉用具専門の相談員が常駐し、高齢者一人一人の自立度や生活環境に合わせた高品質な福祉用具をコーディネートしています。今春には広島県海田町に新たな営業所を開設します。このほか、広島・福山メンテナンスセンターの設備を拡充し、ベッドや車いす、マットレスを丸ごと洗浄できる設備を導入予定です。これまでの手作業による洗浄に比べ、業務効率を大幅に改善できます。

―社会貢献にも積極的です。

 2006年から北広島町で、食品残渣ざんさを堆肥にするエコファクトリーを経営。お好み焼き店「徳川」で提供するキャベツを、その堆肥を使って庄原市の農業法人に作ってもらっています。さらに、地域活性化を応援しようと広島サンプラザ(広島市西区)や国民宿舎の「湯来ロッジ」(佐伯区)と「みやじまもりの宿」(廿日市市)の指定管理を受託。佐伯区湯来町では、観光協会やNPO法人と協働し、観光振興も図っています。

―今後の展開は。

 グループ10社の総合力をこれまで以上に発揮できるよう、昨年4月に持ち株会社に移行しました。連携が強化され、各社の意思決定がスピーディーに行えるようになりました。資金調達面でもメリットは大きいと言えます。料飲事業では今春、徳川の新店舗を中区と西区に出店することも決定しています。


東洋観光グループHDのエコール、リースキンが手掛ける広島県北広島町の太陽光発電所
概要
団体名東洋観光グループHD
本社所在地〒730-0026
広島市中区田中町2-10
Tel 082(546)2020
設立1949年3月
事業内容ホテル事業・徳川事業・料飲事業・リネンサプライ事業・介護事業・リースキン事業・葬祭事業・冠婚葬祭互助会事業・エコ事業・太陽光事業・不動産事業・パーク事業・人材派遣事業
従業員数2269人(2021年10月現在)
関連会社東洋観光(株)、(株)徳川、今井観光(株)、日本基準寝具(株)、西日本リネンサプライ(株)、広島セレモニー(株)、(株)キャッツ・ハンズ、(株)GOGOやまぐち、東光開発(株)、㈲アイロジクス
ホームページhttps://www.toyokanko-g.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。