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2022年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

創業の思いを胸に挑戦続ける


代表取締役社長 沼田 二郎 (ぬまた じろう)

―「広島アンデルセン」(広島市中区)への思いを聞かせてください。

 デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが童話を通じて世界中の人々に夢と希望を与えたように、パンを通じて食卓に幸せを届けたい。そんな思いを込めて1967年、広島アンデルセンは誕生しました。2020年8月の建て替えオープン後も、思いは同じです。「パンのあるすてきな暮らし」のために必要な商品・サービスをそろえ、お役に立ちたいと思います。育ててくださったお客さまの期待に応えられるよう、一つ一つの課題に取り組んでいます。

―グループの再編が進んでいます。

 パン製造のタカキベーカリー(安芸区)は、21年4月に業務用卸事業を担うタカキフードサービスパートナーズ(安芸区)を合併。22年4月には「リトルマーメイド」ブランドのフランチャイズ(FC)事業を展開するマーメイドベーカリーパートナーズ(東京)を合併します。再編により製販、営業、企画、開発の連携をより深め、お得意先さまに対して迅速かつ精度の高い仕事を行うとともに、質の高い商品とサービスを提供していきます。広島アンデルセンをフラッグシップとし、パンの食文化を深め、各ブランドを磨くことで、私たち一人一人が成長し、働きがいのある会社にしていきたいと思っています。

―「アンデルセンのメルヘン大賞」の取り組みを大切にしています。

 創業35周年の記念事業として1983年に開始したアンデルセンのメルヘン大賞。現在、第39回目の募集を行っています。「童話づくりを通じて暮らしの中に潤いをお届けしたい」との創設の思いを、今も変わることなく引き継いでいます。

 おかげさまで22年は、40回目の開催を迎えます。今後もこの事業を大切に育て、賞の発展に力を注ぎます。

―今後の抱負をお願いします。

 「食卓に幸せを運ぶ」。パンに真正面から向き合ってきた創業者の思いです。それは日本初の冷凍パン生地開発や石窯パン製造などの実現につながってきました。原点を大切に、お客さまの心身の健康に貢献できるよう、今後も新しいパンづくりに挑戦し続けます。


広島アンデルセン
概要
社名株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所
本社所在地〒730-0045
広島市中区鶴見町2-19 ルーテル平和大通りビル
Tel 082(240)9405
設立1948年8月
事業内容パン・洋菓子の製造・販売
資本金8000万円
売上高549億円(2020年度)※グループ国内連結
従業員数6502人(2021年4月1日現在)※グループ国内連結
関連会社(株)アンデルセン、(株)マーメイドベーカリーパートナーズ、(株)タカキベーカリーなど国内海外11社
ホームページhttps://www.andersen-group.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2022年中国新聞元旦号に掲載したものです。